ふるさと納税について

この時期になると、テレビCMでもふるさと納税の宣伝が頻繁になります。
顧問先のお客様にも10月くらいからふるさと納税の今年の可能見込額
をお伝えするようにしております。

このふるさと納税について、顧問先のお客様から聞かれることの多い質問とその回答を以下にまとめましたので、ご参考ください。
 ※概要を述べているだけですので、詳細は総務省のHPなどをご覧ください。

①税金が安くなる(節税)のか?
  → ご自分が納める所得税・住民税の前払い的な性格のもので、節税となるもので
   はありません。
  → つまりご自分が納める所得税・住民税を先に寄付という形で支払い、その代わり
    に返礼品をもらうので、その返礼品の分がお得となります。
  → 但し、その年にした寄付金のうち、2,000円は所得税・住民税の前払いとはなり
    ません。
  → また、ご自分のその年の収入により、寄付金の控除限度額が決まりますので、
   限度額以上に寄付すると、その超えた金額は本当に寄付したこととなりますので、
   ご注意ください。
②寄付の仕方が良くわからない。
  → パソコンやスマートフォンなどインターネットにつながる環境があれば、すぐにでき
   ます。
 → 検索サイトで、「ふるさと納税」と検索すれば、テレビコマーシャルで流れているサ
   イトが出てきます。
 → 支払方法は、クレジットカード、電子マネー、銀行やコンビニでの支払(振込用紙 
     などを郵送してくれます)など、多種多様となっております。
③確定申告が必要なのか?
 → 1年間の寄付した自治体が5市町村以内であれば、「ワンストップ特例制度」を利
      用することで、確定申告は不要です。6以上の自治体に寄付した場合は、確定申告
      が必要となります。